色合いについて

ペールゴールド。

香りについて

発酵の影響を色濃く受けたワインであることが香りから分かる。樽由来の木のニュアンスに澱の香り、カスタードなどの乳製品や白ゴマのニュアンスの奥に、洋ナシ、パイナップルやリンゴ飴、バタースコッチのヒントがある。わずかに塩気に似た印象も感じられる。

味わいについて

ミディアムからフルボディの辛口。樽発酵・樽熟、バトナージュから来る旨みとコク、柔らかさを中程度の酸味と果実味で受け止めている。香りに感じるフレーバーと、旨みとコクがしっかりと載りながら、クドさのないさらりとした質感がある。ほんのり塩気も感じることができる。

製法について

セラーに到着後、ドライアイスを用い4-5℃に急速に冷やし、0.4気圧にて優しくプレス。発酵と熟成はアリエ産のトノーを用い、バトナージュを軽く行いながら8ヶ月熟成。

栽培方法について

ワイナリーのそばにピノ･ブランの畑があり、標高は90m。土壌は肥沃で、谷の窪地になっているため、他の畑よりも2-3℃夜は涼しい。収穫は朝早く、温度の低い時間に手摘みにて行う。