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カンピ・ヌオーヴィ

イタリア/トスカーナ

ブランド名

カンピ・ヌオーヴィ

Campi Nuovi

生産者名

カンピ・ヌオーヴィ

Campi Nuovi

「純粋なサンジョヴェーゼを作りたい!」モンテクッコの土地で熱い情熱を燃やす生産者

カンピ・ヌオーヴィは、僅か7haの畑でワイン造りを行う家族経営のワイナリー。2000年設立の新しいワイナリーながら、既に高い評価を受けている注目株です。オーナー兼ワインメーカーのロッゼリーニ氏は、トスカーナの銘醸ワイナリーで経験を積んだ後、キアンティクラシコ協会のテクニカル・エノロゴ(醸造技術師)に就任。その傍ら、自らの手で純粋なサンジョヴェーゼを作りたいと、カンピ・ヌオーヴィ(イタリア語で「新しい大地」という意味)を立ち上げました。「なるべく葡萄に手を加えない」という哲学のもと、オーガニックやビオディナミ農法のスペシャリストである妻と二人三脚で7haの畑を大事に育てています。

発酵はサンジョヴェーゼの個性を生かすため、自然酵母を用い、70hlの大樽で発酵。熟成には20hlの大樽を使用します。ワインはすべて無濾過で、SO2はオーガニックとして認められている量の半分しか使っていません。

カンピ・ヌオーヴィの葡萄畑は、一番高いところがサンジョヴェーゼに適した標高の限界と言われる450m付近。オーナーのロッゼリーニ氏曰く、この環境で葡萄が鍛えられて良いワインになるとのこと。葡萄畑にはいたるところに様々な種類の岩が転がっており、こうした様々な土壌の性質がワインに複雑さと個性を与えています。畑は南西向きの斜面で日当たりは大変良好。同時に西側のティレニア海からは涼しい海風が吹き、葡萄が熟しすぎるのを防いでいます。

「モンテクッコD.O.C.」は、1998年トスカーナ、マレンマ地方に制定された新しいD.O.C.。いまだ知名度は低く、日本にも同D.O.C.のワインはあまり輸入されていませんが、同じマレンマ地方のボルゲリの成功後、高品質ワインの生産地として大きな関心と投資をよんでいます。海沿いのグロセートの街と、銘醸地モンタルチーノの中間に位置するため、両方の気候的好条件を享受しています。

ブランドデータ

生産地住所

Via Pietro Nenni, 29 - 53011 Castellina in Chianti (SI) - Italia

代表者名

Daniele Rosellini and Nadia Riguccini

ワインメーカー

Daniele Rosellini

コンサルタント

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