BRAND STORYブランドストーリー

ヴィンツァー・クレムス

オーストリア/ニーダーエスタライヒ

ブランド名

ヴィンツァー・クレムス

Winzer Krems

生産者名

ヴィンツァー・クレムス

Winzer Krems

国内最大級の協同組合が生み出す、手頃なオーストリアワイン

生産者のヴィンツァー・クレムスは、オーストリア最大級の生産量を誇る協同組合です。同国最大のクヴァリテーツヴァイン(上質ワイン)の産地であるニーダーエスタライヒ州に位置し、風光明媚な世界遺産「ヴァッハウ渓谷」の入り口にあるサンドグルーベでワインを生産しています。首都ウィーンからは西へ約70kmの場所にあります。

ニーダーエステライヒ州ではキリッとした白、エレガントな赤、貴腐ワインなど、幾多の品種が幅広いスタイルに醸造されています。クレムスが栽培している葡萄の約半分はオーストリアの固有品種である「グリューナー・フェルトリーナー」です。葡萄の取り扱いに細心の注意を払い、最新のテクノロジーを駆使することで、産地や品種の特長がしっかりと表現された質の高いワインを生み出しています。尚、グリューナー・フェルトリーナーのワイン名「クレムザー・シュミット」は、バロック時代のオーストリア出身の有名な画家、マルタン・ヨハン・シュミット(通称クレムザー・シュミット)に由来しています。

ニーダーエステライヒ州は、ローマ帝国プロブス帝治下の3世紀には葡萄の収穫が行われていたという記録もあり、非常に古くからワイン造りの歴史のある地域です。1445年には葡萄栽培が集まってギルド(職業別組合)が形成され、1938年にそのギルドの主要メンバーたちによってクレムスが設立され、現在に至っています。

ブランドデータ

生産地住所

Sandgrube 13 A-3500 Krems

代表者名

フランツ・バウアー

ワインメーカー

フランツ・アルンドルファー

コンサルタント

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