BRAND STORYブランドストーリー

シャトー・ル・グラン・ヴェルデュ

フランス/ボルドー

ブランド名

シャトー・ル・グラン・ヴェルデュ

Chateau le Grand Verdus

生産者名

シャトー・ル・グラン・ヴェルデュ

Chateau le Grand Verdus

アントル・ドゥ・メールの多様なテロワールを持つシャトー

シャトー・ル・グラン・ヴェルデュは、アントル・ドゥ・メールにあるシャトー。最大の強みは、多様なテロワール。100haを超える葡萄畑にはパッチワーク状に様々なテロワールが存在しています。この多様性が、グラン・ヴェルデュのワインに複雑性を与えています。葡萄畑は丘の斜面にあり、土壌は上部が石灰交じりの粘土、下部が砂利交じりの粘土、ふもとの部分がシルト質の粘土。主な土壌は粘土で、リッチで深みのあるワインには理想的な土壌です。栽培品種の割合はメルローが60%、カベルネ・ソーヴィニヨンが25%、カベルネ・フランが15%。区画ごとに地質調査を行い、テロワールに最適な品種を植えています。植樹本数は土地の力を最大限に引き出すため、最低5,000本/haと決められています。


歴史は古く、建物が建設されたのはルネサンス期の1579年。1810年にナポレオンの元でボルドーやリブルヌの石橋の建設責任者だった建築家、クロード・デシャン氏がシャトーを購入。彼の息子が現在のシャトーのオーナー、レ・グリ・ド・ラ・サル家と結婚し、同家にシャトーを託して以来、シャトー・ル・グラン・ヴェルデュは今日まで同家の所有となっています。

1947年、当時のオーナーだったフィリップ氏が葡萄の栽培を始め、1973年にはワイン造りを開始。1975年、フィリップ氏の息子アントワヌ氏が、ナパ・ヴァレーでロバート・モンダヴィの下で働いた後、グラン・ヴェルデュに参加。その後20年間、二人は世界中を飛び回りワインのプロモーションに努め、現在は20ヶ国以上にワインを供給しています。

2008年には、アントワヌ氏の息子トーマ氏がワイン造りとセールスの責任者に就任。彼は大学で農業技術を学んだ後、ニュージーランドのマールボロで18ヶ月修業を積み、その後4年はフランスとスペインでワインコンサルタントとして活動しました。

ブランドデータ

生産地住所

33670 SADIRAC

代表者名

Thomas Le Grix de la Salle

ワインメーカー

Thomas Le Grix de la Salle

コンサルタント

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