BRAND STORYブランドストーリー

フェランディエール ワイナリー&エステート

フランス/ラングドック・ルーション

ブランド名

フェランディエール ワイナリー&エステート

Ferrandiere Winery and Estate

生産者名

ジャン=クロード・マス エステーツ&ブランズ

Jean Claude Mas Estates and Brands

春先に湖になる!極めてユニークな葡萄畑から生み出される、「南フランスワイン変革の旗手」が手掛ける注目のワイン!

1922年にゴー家が創設したフェランディエールは、コルビエールとミネルヴォアの間、地中海から40kmほどの場所にあるマルセイエット干潟に位置しています。もともと潟(かた=砂州または沿岸州によって海と切り離されて出来た湖や沼、ラグーン)だったこの場所の土壌は塩分を豊富に含んでおり、その土壌に由来するミネラル感豊かな質の高いワインが生み出されています。

土壌の塩分濃度を葡萄の生育に最適な状態に調整する為、毎年春に40日間、畑を湖のような状態にする灌漑を行っています。畑に張った水の量が多すぎると葡萄の樹に悪影響を及ぼし、反対に少ないと必要以上の塩分が土壌に残ってしまうため、畑の角度や灌漑用水の配分、排水のタイミング等に配慮しています。この独特な栽培方法はフィロキセラ対策としても機能しており、畑の一部には北米系種台木に接ぎ木をしていない「自根」の樹が残っています。また、水を張った土壌は日中の熱を蓄えられるため、春霜の被害を減らすことができます。

マルセイエット干潟は16世紀、アンリ14世の命により耕作地とする事業が始められ、難航の末、1851年に近くを流れるオード川の水を引くための灌漑用水路が完成して出来た干潟です。当初は米作りが行われていましたが、現在は葡萄やその他の果樹が主に植えられています。ピレネー山脈から畑へと吹き下ろす冷たい風は、ピノ・ノワールやリースリングなど伝統的にフランス北部で作られる葡萄の栽培も可能にしており、フェランディエールもこの土壌のクオリティの高さを、多彩な葡萄品種で表現しています。

フェランディエールは近年、ジャン・クロード・マス氏の所有となり、更なる品質の向上を遂げています。

◆「クラシック」シリーズ
 コストパフォーマンスに優れたスタンダードシリーズ。

◆「リザーヴ」シリーズ
 より厳選した質の高い葡萄から造られた上級シリーズ。

◆「ドメーヌ」シリーズ
 フェランディエールの自社畑産葡萄を100%使用したシリーズ。

ブランドデータ

生産地住所

11800 Aigues-Vives

代表者名

ジャン=クロード・マス

ワインメーカー

ジャン=クロード・マス

コンサルタント

姉妹ブランド

ヴァルモン、トゥトゥ・イーヴル、ヴィニウス・ヴィンヤーズ、d.A.ワイナリー&エステート